デュエルマスターズ:デュエマ版プレインチェイス(仮)Ver.0.1
デュエマの兄貴分であるマジック・ザ・ギャザリングでプレインチェイス2012が発売されたので、その記念に。
本家に比べてよりシンプルに、ダイスは未使用で。
用意するもの。プレイヤーふたり以上。人数分のデッキ。それと、今回の目玉となる混沌デッキ(仮称)ひとつ。
混沌デッキっつーのは、通常のデッキとは別に、すべてのプレイヤーが使用することができるデッキ。対戦中の様々なタイミングで混沌デッキの一番上を表向きにすることができ、出たカードによって様々な効果をもたらします。
混沌デッキの構築ルール。デッキの枚数は1枚以上の好きな数。デッキの中には「呪文」「クロスギア」「城」を入れることができる。ただし、城は必ず1枚以上入れること。城入れないとゲーム始まる前にバグります。
遊び方。普通のデュエマのようにデッキシャッフルしてシールドと手札を用意してジャンケンしてデュエマスタート・・・する前に、混沌デッキから「城」カードが出てくるまで表向きにしていきます。そうして出てきた城を混沌デッキの横に置き、表向きにしたカードをすべて混沌デッキに戻してシャッフルします。
それから改めて、デュエマスタート。普通のデュエマのルールに加えて、各プレイヤーは以下のタイミングで混沌デッキの一番上を表向きにすることができます。
- 自分のターンのはじめ
- 自分のターンにマナをチャージしてから、自分のクリーチャーが攻撃するまで
- 相手の攻撃または相手のカードの効果によって、自分のシールドがブレイクされたとき
このうち2.については、「このターン、2.のタイミングで混沌デッキの一番上を表向きにした回数+1」だけのマナを追加コストとして支払う必要があります。1のタイミングで混沌デッキの一番上を表向きにしたかどうかに関わらず、2.のタイミングではじめて表向きにする場合は1コスト、2回目であれば2コスト必要。
また3.については、「ブレイクされたシールドを手札に加える代わりに自分の墓地に置く」ことを追加コストとして支払う必要があります。つまり、ブレイクされたシールドを手札に加えるか、その代わりに混沌デッキを表向きにするかの2択が選べるということ。もちろんS・トリガー能力を持つカードが手札に来たのであれば、それを使用してもOK。
で、混沌デッキの一番上をめくったときの処理の説明。
呪文:「その呪文を唱え、捨て札置き場に置く。この呪文を唱える場合、「呪文を唱えることができない」効果はすべて無効になる。」
クロスギア:「このクロスギアを表向きにしたプレイヤーのバトルゾーンにジェネレートする。このようにしてジェネレートしたクロスギアは本来持っている文明の代わりにゼロ文明を得、バトルゾーンを離れるとき、代わりに捨て札置き場に置く。このクロスギアをジェネレートしたとき、いずれかのプレイヤーのバトルゾーンに混沌デッキからジェネレートしたクロスギアがある場合、そのクロスギアを捨て札置き場に置く。」
城:「混沌デッキの横にある城を捨て札置き場に置き、このカードを混沌デッキの横に置く。混沌デッキの横にある城は、すべてのプレイヤーのシールドに要塞化されているものとして扱う。」
呪文はすげーシンプル。とりあえずめくれたカードの指示に従えばOK。しかもクイーンもデルフィンも効かないという凶悪ぶり。ただし、めくれたカードは強制的に唱えることになります。例えば、自分の山札が残り1枚の状況で《ブラッディ・クロス》をめくってしまったら・・・あとは、分かりますね?
クロスギアは呪文と反対にすげー複雑。これ、つまり何書いてるかというと、
- めくれたら自分のものです!
- 何の文明使ってもクロスできます!
- ぶっ壊されたら捨て札に行きます!
- 混沌デッキから他のギアがめくれたらその時点で捨て札に行きます!
こんな感じ。特にゼロ文明にする部分が強烈で、カードによってはめくれた時点でゲーム決めてしまうレベルに。懸命な皆様ならご存知だとは思いますが・・・ご利用は、計画的に。
城はこのゲームのメインともいえるカード。城の効果はすべてのプレイヤーに対して発揮されるので、例えば《ハッスル・キャッスル》が場に出た時点で、クリーチャーメインのデッキを使っているプレイヤーは手札不足とはオサラバ。《紫電城 バルザーク》がめくれてしまったらひどい殴り合いが始まるでしょう。
混沌デッキの構築についてはまだ手探りの段階。ただ、あんまりパワーカードばかり積みすぎると本当にカオスになってしまってゲームをぶち壊しかねないので、そこら辺はバランスをとる必要はあると思います。特殊な条件を満たすことによってアドバンテージを得られるカードとか、どうだろね。《パンチとビンタの報酬》とか。
ま、0.1はこんなものかな。まだまだ分かりづらいところはあるし、調整すべきところもいろいろ出てくるはず。いずれ、ルール説明書として使えるような形に書き直す必要はあると思います。
さって、どうやって育てていこうかな・・・。